2025年12月02日
活動レポート

11/30(日)小戸公園アマモ保全&ビーチクリーン活動に参加してきました

2025年11月30日(日)、小戸公園にて開催された東京海上日動グループ主催の「GreenGift」に参加させていただきました。

一般社団法人ふくおかFUNさんのご指導のもと、「アマモ」と呼ばれる海草を、ふくおかの海に増やそうという取り組みです。

朝早くから、学生のみなさんに集まっていただきました。
また、私たち以外にもたくさんの東京海上日動グループのお取引先の皆様やそのご家族の方がいらっしゃり、ご一緒させていただきました。


アマモという海草についての説明を受けます。

海のゆりかごと呼ばれるアマモを増やすことで、福岡の海がきれいに・豊かになることを目指します。

ふくおかFUNさんが用意して下さった、アマモキット。

アマモをわりばしに巻き付けて固定させ、ダイバーの方が潜って海底へ刺すことで、アマモの定着を狙うものです。

全部で526本のアマモの苗を、みんなで割りばしに固定する作業を行いました。

作業が終わるとすぐにダイバーさんがアマモの苗を持って、
海底へ刺しに潜りに行きました。
大変な作業ですが、ダイバーさんに委ねます。

 

次は、アマモの「種」を使った作業がスタート。

これから「アマモ団子」を作っていきます。

ふくおかFUNさんが用意してくれた寒天で作られたお団子たちが配られました。
茶色のカップには、アマモの熟成された種が入っています。

 

かなり強烈なにおいです。
夏に採取したアマモの花枝からの種を、半年間、適切な温度管理のもと熟成させたとのこと。
約10,000粒のアマモの種を、団子に付けていきます。


楽しんで活動してもらいたい、というふくおかFUNさんの想いもあり、
団子はそれぞれ思い思いの形に仕上げていきました。
ただ、このあと海に投げ入れるので、愛着がわきすぎないように・・・(笑)

ふくおかFUNさんの掛け声とともに、一斉にアマモ団子を海へ投げ入れました。

 

続いては、マイクロプラスチック拾い。


紙コップの中にある、小さなカラフルな破片が見えますか?
これがマイクロプラスチックです。緑色が多いですね。

実は緑色が多いのには理由があります。
その正体は「人工芝」。
家やお店、学校にある人工芝が削れて、側溝に流れ、川へ海へと運ばれてくるのです。
海の生物が餌と誤って飲み込んでしまい、実際に魚を解剖するとプラスチック片が出てきた、ということもあるそうです。


砂浜にしゃがんで、砂をかき分け、
集中して小さなプラスチック片を探しました。
後半になると徐々に見つけるコツをつかんでいる方もいらっしゃいました。

最後は、マイクを使って活動の感想を発表する場面もありました。

ふくおかFUNさんの「福岡の海をなんとかする」というスローガンを聞いて、
私達もできる事を続けていきたいと思いました。


貴重な機会に参加させていただき、ありがとうございました。