2025年11月04日
活動レポート

10/29(水)・30(木)佐賀県伊万里避難所運営訓練ボランティアに行ってきました

10/29(水)佐賀県伊万里において、避難所運営訓練ボランティアへ行ってきました。

 

1日目


場所は、佐賀県伊万里市の松浦小学校跡地。
この場所を使って、イタリア式の避難所運営の実証実験が行われました。
アースプロジェクト福岡も、ボランティアとして実証実験に参加させていただけることになりました。



この小さなテントの名前は、EZDOME(イージードーム)。
成人男性二人で90分ほどで組み立てができるもので、冷暖房も完備。
この中でダンボールベッドを組み立てていきました。

   

学生ボランティアは、ダンボールベッドの組み立てや防災食の配布、被災者役となり運営所の方からカウンセリングを受けたり等、実際に災害が起きたと想定しての動きに参加しました。

 

 

10/30(木)

以下は、二日目の活動の様子です。二日目も平日でしたが、LINEから学生ボランティアの方に集まっていただきました。
ご参加、ご協力をいただきありがとうございます。

 


二日目は、実証実験の片付けがメインでした。
今回、一度組み立てたダンボールベッドですが、また緊急時に使えるように折りたたみ、コンパクトにしまって保管します。
ダンボールベッド以外に使用したものも、同じく有事に備えて、きれいに片づけていきました。

お昼ご飯の時間。
昨日は調理の少ないものがメインでしたが、
少し落ち着いてきたら、被災者の方へあたたかいものも出せるようにと
大きな鍋でキーマカレーが作られていました。
学生ボランティアも配膳に協力し、あたたかいカレーをいただきました。

不安な状況での温かいごはんは、体はもちろん、きっと心もあたためてくれるのだろうと想像しました。

日本は災害の多い国ですが、避難所に関しては数十年前からほぼ変わっていない、という現状があります。
災害関連死を防ぐためにも、被災者の方に少しでも快適に過ごしてもらえるようにするにはどうすればいいのか、という実証実験に参加させていただきました。
貴重な機会に参加させていただき、ありがとうございました。


アースプロジェクト福岡は、休眠預金活用事業として防災減災活動の理解と普及、SDGs実践を目的に、海洋環境美化活動やタウンクリーン活動、子ども食堂支援活動等を実施しています。
日頃からボランティア活動を継続することで、災害が発生した時に被災地復旧・復興支援ボランティア活動の迅速な実施を目指します。
この活動は、自治体、教育機関、メディア、ボランティア団体が連携するモデルとして、地域社会つくりと災害対策の強化に貢献していきます。