2024年08月21日
活動レポート

8/18(日)むなかたSDGs教室に参加しました

8/18(日)
読売新聞西部本社様主催の「むなかたSDGs教室」に参加しました。

場所は、宗像市少年自然の家 玄海の家。

今回、アースプロジェクト福岡から大学生・高校生のボランティアが16名参加し
当日、宗像市の小学生と班ごとに分かれて
魚捌き体験や海岸清掃、キーホルダーづくり、セミナーを通して
宗像市の環境問題や自然遺産について学びを深めました。

 

会場に到着後、まずはTシャツに着替えてオリエンテーションを受けます。

水色のTシャツは宗像市の小学生の子供たち。

   

班に分かれて、自己紹介タイムからスタート。

今日一日、一緒に行動します。

アースのボランティアさんたちは最初は緊張しつつも
素直なこどもたちに思わず笑顔がこぼれます。

名札をつけてあげて、いざ魚捌き体験へ。

 

魚捌き体験は、

一般社団法人シーソンズ様の協力のもと実施されました。
野外炊飯場に移動すると、待っていたのは100匹の生きている魚たち!

シーソンズさんに魚のしめ方を教えていただきます。

子どもたちも恐る恐るですが、ボランティアのお兄さんお姉さんに促され

チャレンジできた子も!

見よう見まねで、気を付けながら包丁で捌いていきます。

学生ボランティアも、子どもたちが怪我をしないよう見守ります。

    

自分で捌いた魚は、特別な美味しさです!

いのちのありがたみを感じながら、美味しくいただきました。

 

お昼ご飯を食べた後は、ビーチで清掃活動です。

本来であれば、スポーツ形式でゴミ拾いを行う予定でしたが

かなりの暑さのため、時間を短縮しての活動となりました。

海辺は風が吹いていて、意外と過ごしやすかったです。

地域のボランティアが普段清掃しているので

目立ったゴミは落ちていませんでしたが、

小さなごみや、海を知ってもらうために貝殻やきれいな石なども集めました。

 

大きい漂着物も落ちていました。

 

清掃活動のあとは、レジンキーホルダーづくりに取り掛かります!

先ほどのビーチクリーンで集めたマイクロプラスチックなどの海ごみや

貝殻、小石、シーグラスなどを、レジンにとじこめて

自分だけのキーホルダーをつくります。

屋外の活動が続いて疲れていると思いきや、

子どもたちはとんでもない集中力で次々と作品を生み出していきます。

 

マイクロプラスチックが、自分だけのオリジナルキーホルダーに生まれ変わりました!

きらきらしていて、うっとり眺めている子も。

 

 

キーホルダーづくりを終えた後、最後の科目は、

株式会社ミエタの岡ちゃん先生、島ちゃん先生による宗像の世界遺産セミナーです。

朝からたくさん動いて体はクタクタなのに

島ちゃん先生の軽快なテンポで進むお話に、みんな興味深々。

こどもたちと意見交換もしながら、宗像の世界遺産「沖ノ島」について理解を深めていきます。

最後は世界遺産に自分を当てはめてみて、、、

自分たちの住んでいる福岡の宗像市のことを深く知る貴重な機会でした。

 

たくさんの団体さまの協力のもと成り立っている「むなかたSDGs教室」、

とても充実した時間を過ごすことができました。

 

学生ボランティアも、こどもたちを通して、このむなかたSDGs教室を通して、

色んなことを感じ取り、学ぶことができたのではないでしょうか。

世界遺産セミナーの最後にもありましたが、自分の今後の生き方の参考になっていたらいいなと思います。

主催の読売新聞西部本社様をはじめとした、協力団体の皆様、

貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。


アースプロジェクト福岡は、休眠預金活用事業として防災減災活動の理解と普及、SDGs実践を目的に、海洋環境美化活動やタウンクリーン活動、子ども食堂支援活動等を実施しています。
日頃からボランティア活動を継続することで、災害が発生した時に被災地復旧・復興支援ボランティア活動の迅速な実施を目指します。
この活動は、自治体、教育機関、メディア、ボランティア団体が連携するモデルとして、地域社会つくりと災害対策の強化に貢献していきます。