2023年06月21日
活動レポート

6/17 東京海上日動様主催「Green Gift」 へ参加しました

6月17日(土)、東京海上日動様主催のGreen Giftへ参加してきました。

(一社)ふくおかFUN様のご指導のもと 福岡の海についてのレクチャー受講、能古島のビーチクリーンとアマモの花枝採取を実施します。

 

能古渡船場へ集合し、

能古島へ、フェリーで移動します。

 

能古島へ到着したら、漁村センターをお借りして ふくおかFUN様より、今日の活動についてや、福岡の海についてのレクチャーを受けます。

福岡市が囲む博多湾。 水深がほかの海と比べてとても浅く、気温の影響を受けやすいという特徴が。 また、今回採取するアマモについても学びました。

 

そして、ダイバーのみなさんならではの、福岡の海の中はどうなっているのかがわかる 水中の動画をたくさん見せていただきました。

福岡の海で生きている生き物の様子や海底に沈むゴミのこと たくさんの学びがありました。

学生ボランティアのみなさんも、前のめりで聞いていました!

 

レクチャーを受けた後は、浜に出て早速海辺の清掃を行います。

福岡市のラブアースクリーンアップイベント後ということもあり大き

落ちていませんでしたが、 レクチャーで受けた内容の通り、浜辺にはたくさんのマイクロプラスチックごみが。

 

先日のラブアースクリーンアップでも感じたのですが、

緑色のマイクロプラスチックが多いなと感じた方はいらっしゃいませんか?

ふくおかFUN様の調べによると、

緑のプラスチックごみの正体は、人工芝!

人工芝マットを持ち上げると、たくさんの緑の破片が落ちているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

その破片が、風で吹き飛ばされ川や海へ流れ、こうして浜辺に打ち上げられているようです。

 

ビーチクリーンを行った後は、浜辺を少し移動して、アマモの花枝採取活動へ移行します。

ご準備いただいた胴長やマリンシューズを着用して、 ネットなどの備品もお借りして、能古島の海で作業します。

採取(ウェーダー)チームは、普段なかなか着ることのない胴長を着用しての作業です。

 

腰ぐらいの水深でもアマモが生えており、その中でも種がついているアマモを探します。

 

 

浅瀬チームは、福岡の海の生き物観察も。 ヒトデや小さなエビ、イサキの赤ちゃん、カミナリイカの卵も見る事ができました。

 

    

 

なにかとマイナスイメージの多い博多湾ですが、こんなに浅くても こうしてたくさんの生き物が生きているんですね。

そして時間になり、集まったアマモの花枝の数は・・・

なんと0(ゼロ)!😱

前回は確認できていたというアマモの花枝も、今回はプロのダイバーさんでも見つけることができず、困惑の様子でした。

能古島の漁師の方も活動の様子を見に来てくれたのですが、 最近はマグロが打ち上げられていたりと、変わったことが多いとのことでした。

今回は残念ながらアマモの花枝採取を行うことはできませんでしたが これも事実です。

この活動以外でもアマモの花枝を集めていただいており、その種を福岡の海に根付かせ、 藻場をたくさん増やしていきたいというふくおかFUNさんの活動に また携わることができたらと思いました。

今回の活動を通して、私は福岡の海、博多湾に愛着が湧きました。

(今まではやっぱりマイナスなイメージを持っていました😓)

これまで考えたこともありませんでしたが、 「自然も海もきれいなまちFUKUOKA」になる日がいつか来てほしい と願いたくなる、そんな一日でした。

主催の東京海上日動様、ふくおかFUN様 素敵な活動に参加させていただき、たくさんの人数分の準備手配等、本当にありがとうございました。

 そしてご一緒させていただいたアビスパ福岡様、カローラ福岡様、地元の皆様、そして活動に参加してくださった学生のみなさま、素敵な時間を本当にありがとうございました。